東金短歌会

目的は短歌を愛好する者を以って組織し、短歌を通じて教養を高め、以って文化の向上に寄与し、会員相互の親睦をはかる。

短歌は三十一文字(五・七・五・七・七)です。
季節の移り変わり、日々の雑感、身辺のできごと等作ってみてはいかがでしょう。

月1回、1首を持ち寄って、自由に話し合い和気あいあいの雰囲気です。

見学歓迎です。

令和6年度活動報告

写実の砂

大塚布見子著に、私の属する歌誌橄欖を創刊した吉植庄亮の語録より「歌は生まれるものである。うまい歌を作ろうとするな。歌は新鮮な野菜のようなものである。放り出したままが面白いのだ。」とある。要するに修飾したり技巧に走ったりしないで、放り出したまま、つまりありのままを単一に詠んだ歌がいいと言うのです。これも写実詠法を庄亮らしく単純化して言った言葉でしょう。とある。大変味わいのある言葉として短歌を詠む者にずしんと響く。

活動報告
◎一宮文学碑記念短歌大会 5月29日 一宮館
 文学碑記念短歌賞    内海 純子
   「花いけの啓翁桜ほぐれゆき傘寿祝ぐがに花明かりする」

◎千葉県短歌大会    11月1日 千葉県市民会館
 吉植庄亮賞    内海 純子
   「初堀りの小馬鈴薯(こいも)数多を煮ころがすさとう醤油の大祖母の味」

◎山武市左千夫短歌大会    令和7年1月28日 のぎくプラザ

◎いすみ市短歌大会    令和7年2月26日 岬公民館
 佳作  上木 名慧子
 「病室の親子で対面五年ぶり名を呼べば子の笑顔はじける」

活動概要

活動日  毎月第3水曜日 午後1時より
活動場所 東金市中央コミュニティーセンター
会員数  12名(男性3名、女性9名)

連絡先  0475-52-0636(上木まで)